NPO-ISS活動レポート

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麻布慶福苑 クリスマスリース制作ボランティア  報告者: 管理者 投稿日:2011/12/07(Wed) 21:33 No.8

【実施事項】
・11月30日:麻布慶福苑の利用者の方々とクリスマスリースを作成。
・12月7日:麻布慶福苑の利用者の方々とクリスマスリースを作成。

【報告】
・11月30日
12時から本部にてリースの土台作りと飾りの下準備を行った。リース制作ボランティアは、14時から15時の1時間をいただき、15名ほどの利用者の方々にご参加いただくことができた。学生による説明のあと、お好きな飾りを土台に挿していただき、後で接着剤で固定した。この日は2つ作成し、うち1つはデイルームに飾っていただき、1つは併設の乳児院に飾っていただいた。
初回の反省点として、説明の際、声をもっと大きく出さなければならにこと、また人数に対してリースの数が2つと少なく、手持無沙汰になる方がいらっしゃったため、対策が必要といったことが挙げられた。

・12月7日
実施内容は11月30日と同様である。前回の反省を踏まえてリースの数を3つに増やし、6名ほどの利用者の方々に平等に楽しんでいただくことができたように思う。
この日作成した3つのうち、慶福苑内のデイルームと玄関に1つずつ飾っていただくことが出来た。最後の1つは、利用者の皆様とご一緒に作らせていただいた想い出として、事務局に飾らせていただいた。

【スタッフ感想】
利用者の皆さまの中には、興味を持って積極的に参加してくださるかたと、そうでない方といらっしゃった。後者の方にも楽しんでいただけるような雰囲気作りや企画が今後の課題と言える。しかし、皆さまに作っていただいたリースを飾るときに、それをご覧になった方々が「きれいだね」「クリスマスって良いね」と言って、喜んでくださったことが、私たちにとっては何よりも嬉しいことであった。また参加した学生からも、「楽しんでいただけたので、自分たちも楽しかった」という声があり、まだ始めたばかりの活動ではあるものの、実りのある内容になったと思う。可能であれば、今後もボランティアを実施させていただければ幸いである。




早稲田大学西早稲田(理工学部)キャンパス 花壇プロジェクト  報告者: 管理者 投稿日:2011/12/02(Fri) 18:09 No.7

【実施事項】
・11月1・2日:早稲田大学西早稲田(理工学部)キャンパス花壇設置
・11月4日:喫煙所プランターへの植え込み

【報告】
・早稲田大学西早稲田(理工学部)キャンパス花壇設置
学生のメンタルヘルス向上を目指し、「healing」「inspiring」「cheering」という3つのゾーンに分かれた円形の花壇を設置した。早稲田大学の学生・教職員園芸の会の皆さま、通りすがりの社会人の方々のご協力を得て、ご寄贈いただいたパンジー約180株とアイビー・ポトスを中庭の花壇に植えこんだ。水やりの記録を看板に記入できるようにすることで、普段キャンパスを訪れる人にも花の手入れを体験していただけるようになっている。

・喫煙所プランターへの植え込み
喫煙所に設置されているプランターのうち、空いているものを提供していただき、パンジーを植えこんだ。




被災地視察報告書  報告者: 感性総合研究所 投稿日:2011/06/21(Tue) 21:14 No.6

【実施事項】
・現地視察(石巻市→女川)
・献花

【報告】
・現状視察
石巻市は町の中心部などは既にライフラインの普及などもしており、商店なども営業を再開していた。しかし一方で、沿岸部においては倒壊した家屋が一面に広がる光景も見られ、復興の兆しは感じられず、被害状況の差が顕著に見られた。津波に襲われた周辺は海水と魚の匂いも漂い、ハエなどの虫も大量に発生するなど、ニュースなどテレビ画面上で見られる以上にそこには悲惨な現状があった。また、沿岸から少し離れた空き地には多くの建設中の仮設住宅が見られた。
女川に関しても同様の現状が見られ、所謂瓦礫撤去や泥だしといったボランティアが当面は現地が求める主要な活動になるのではないかという所感を受けた。
今回の視察では被災者の方々と接触する機会は得られなかったが、被災地の現状を見る限り、被災者の心的ストレスは計り知れないものだと思われる。


・献花
今回の視察では石巻市沿岸部でリースを一つ、女川で花束を二つの献花を行った。花束などの製作作業は現地で行い、リースは海に、花束は他にも手向けられた花束がある場所に献花した。


・派遣者感想
(原田)
倒壊した家屋の光景は凄まじいもので、ショックを受けると共にどこか映画のセットを見ているような感覚に襲われた。現実として受け入れられないほどに心の整理が出来ていなかったのかもしれません。震災から三ヶ月たってあの現状ならば、復興には予想以上の時間がかかるのではないかと思いました。私たちのこれからの活動がどのような形で被災した人々の力になれるかはもっと考える必要性があるかもしれないが、この視察を通してこの震災を風化させることなく、何らかの形でこれからも支援をしていきたいと感じました。
(松野)
実際に沿岸部の状態を目にし、あまりに実生活とかけ離れ震災前の面影が全く感じられないような光景だったため、現地に来ているというよりは、未だTVの画面を通しているような感覚であった。それでも、ぬいぐるみやギターケースといった、背景を感じさせるものを目にすると、あえてそこまで考えが行かないようにする自分がいて、シャッターを切ることに強い抵抗を感じた。無理に同調しすぎてはならないと思うが、今後仮設住宅の整備や中長期的な心理的支援に携わっていくにあたり、自分たちに出来ることが何なのか、当事者意識を持って臨みたいと思う。




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